「テュフ認証」は修理工場を選ぶ時の明確な基準です

日本ではこれまで、鈑金塗装工場の第三者機関による認定制度はありませんでした。
そのため、どの工場がしっかりとした修理をしてくれるのかの判断基準がなく、お客さまにはわからない状態でした。

しかし、最新のクルマの修理は、かつてのように『見た目が直っていれば大丈夫』というものではなくなりました。アルミ素材のボディや、安全支援装置搭載のクルマをしっかりと直せる工場かどうかを見極めることが必要です。その時に、工場の良し悪しを測るための【第三者機関による共通のものさし】がテュフ認証なのです。

テュフ認証工場=最新かつ高い品質の修理を行える工場

テュフ ラインランドとは?

テュフ認証、テュフ ラインランドと聞いても、ご存知ない方が多いかもしれません。
テュフ ラインランド ジャパン株式会社は、ドイツに本社を置く国際的な第三者検査機関であるテュフ ラインランドグループの日本法人です。

テュフ ラインランドグループは140年の歴史を持つ、世界でもトップクラスの第三者検査機関です。世界中に拠点を持ち、第三者検査のエキスパートとして人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。さらに、幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。

こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられているもので、同社は2006年から国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。

自動車分野では、ドイツで運転免許試験を行い、ドイツなど数ヵ国で車検サービスを提供しています。さらに、自動車メーカーや部品メーカー向けの国連および欧州型式認証(ホモロゲーション)の技術機関としても活動しています。

またオートアフターマーケットでは、鈑金塗装工場向けの監査・認証サービス(※)に加え、ドイツでは第三者アジャスターサービスを、そして世界各国でディーラーや一般整備工場向けの監査・認証サービスを提供しています。昨今は、クラシックカーの評価・査定サービスなども提供していて、自動車文化に貢献している会社だといえます。

公式サイト:鈑金・塗装工場向けの監査・認証サービスについて

損保会社の動き

損保各社も、テュフ認証を重視しはじめています。
(以下、公式サイト、新聞記事からの抜粋)

ソニー損害保険株式会社
  • 2017年11月17日
    テュフ ラインランド ジャパン株式会社の認証を取得した修理工場(TUV BP認証工場)との提携を推進する取組みを開始します。

公式サイト

SBI損害保険株式会社
  • 2017年8月31日
    自動車保険加入者の方が事故により自動車の修理が必要となった際に紹介する指定修理工場(SBI損保安心工場)の選定に、テュフ ラインランド ジャパン株式会社に認証された工場を優先的に選択する取り組みを開始いたします。

公式サイト

チューリッヒ保険会社
  • 2017年11月17日
    板金塗装(BP)修理の入庫誘導先として、テュフ ラインランド ジャパン株式会社が認証するBP工場を優先する試験運用を来年から開始する。
    これまでは自社基準に基づき入庫先を指定工場化してきたが、今後は透明性の高い第三者基準に沿って入庫先を決定する。

損保会社がTUV BP認証工場との提携をはじめる背景

先進安全装置を搭載した自動車の開発と普及等によってその材質や構造が進化しています。
そのため、そうした自動車を適切、かつ確実に修理できる高度な技術が必要不可欠となっています。

また、修理品質だけではなく、環境への配慮、法令遵守、業務の効率化、顧客満足の追求など、幅広い領域において一層高い水準でのサービス品質の提供が求められるようになっています。

このような環境変化の中、今後もより安定的に高品質な修理サービス等をご契約者に提供していくため、第三者検査機関のエキスパートとして世界的な実績を持つテュフ ラインランドグループの認証を取得したTUV BP認証工場との提携を進めています。

 

当社はテュフ ラインランドの認証を取得したTUV BP認証工場です。
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テュフ ラインランド認定書

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