20年前と現在の日産車を衝突させた結果

まず、こちらの映像をご覧ください。

これは、20年前のクルマ(サニー)と現在のクルマ(ティーダ)の衝突実験映像です。

サニー(赤)は、キャビン(人が乗るスペース)が潰れてしまっています。
その結果、乗員は大きな被害を受けていることがよくわかります。

一方、ティーダ(グレー)は、大きな損傷を受けてはいますが、キャビンはしっかり守られています。
エアバックの作動もあり、乗員の被害はサニーと比較になりません。

ここ20年で安全性能が向上していることがよくわかります。

乗員保護のための衝突安全ボディが1995年に登場して以来、日々・進化を続けています。
このようなクルマを修理するには、高い技術力と最新の設備・機器が必要です。

 

自動車ボディ構造の進化について

ボディ構造の進化に対応する修理

 

※この実験映像は、IIHSによるものです。

IIHSとは?
米国道路安全保険協会(Insurance Institute for Highway Safety, IIHS)とは米国保険業界が1959年に設立した非営利団体で、1自動車アセスメントとして自動車の衝突事故における人、車両、道路環境の3要素すべてを視野に入れた事故防止策、および事故発生前、事故発生時、事故発生後のそれぞれの損傷の軽減に焦点を置いた調査研究を行っている。 業界を代表して自家用車として想定される車種に対する衝突安全試験や安全装置の性能試験を実施している。その結果は公開され、専門家や車両ユーザーに利用されている。-Wikipediaより引用-