ドライバーや同乗者の安全のため、最近の車は以前のものに比べてフレーム自体が変形しやすい構造になっています。

前方からの衝撃を3方向に分散して、キャビンを守るためです。

そのことによって衝突エネルギーが多方向に分散していくので、フレーム変形の見極めが難しく、
どこまでが損傷範囲なのかわかりにくくなっています。

これをしっかり見極めて修理する必要があります。

最近の自動車ボディの構造について・詳しくはこちら

修理写真(ホンダ ヴェゼル)

右前に大きなダメージを受けた車の修理です。

ジグ修正機を使用してmm単位で修正をしていきます。

修理写真1

修理写真2

修理写真3

左リヤドアと左リヤフェンダーに歪み ↓

修理写真4

リーフ および ルーフサイドに歪み(下2枚↓)

修理写真5

修理写真6

この写真で、事故の衝撃が思わぬところまで波及してしまっている様子がおわかりいただけると思います。